2011-02-28

    みそそぎ川

    水口です。

    前回、鴨川の話のついでに「みそそぎ川」についてふれたら、「そんな川知らん」という声があったので、書いておきます。

    みそそぎ川は「禊川」と漢字表記している例もまれにありますが、そうすると「みそぎ川」とも読まれてしまうので、平仮名表記がほとんどです。

    鴨川の人工的な分流で、京の夏の風物詩のひとつである「鴨川納涼床(ゆか)」の下を流れる川といえば、ああアレだなと思う人も多いでしょう。

    私は個人的に、中京区の某小学校の地域学校協議会委員をしていて、2005年に「みそそぎ川に親しもう!」というイベントのお手伝いをしたことがあります。

    京都の市内を流れる川は、近年、ほんとにきれいになりました。これは、行政的なことももちろんあるのですが、市民のボランティア活動の力がほんとに大きいと思います。市内に「○○川を守る会」のような組織が30以上あるというのを聞いたことがありますが、みそそぎ川のイベントをやったときは「鴨川みそそぎ会」の会員さんのお世話になりました。

    「鴨川みそそぎ会」では、川をきれいにするだけではなく、ホタルの生息環境を守る活動もしていて、そのおかげでみそそぎ川はホタルの名所になっています。今はもう営業していませんが、ホテルフジタ京都のすぐ東側の一帯がホタルスポットです。

    misosogi2.jpg

    6月ごろに修学旅行に来られる予定のある方は、今からチェックしておいてくださいね。

    みそそぎ川は丸太町橋を下がったあたりに「みそそぎ川」と書かれた開口部があり、二条下がったところから高瀬川にも水を送っています。

    misosogi_1.jpg

    Google Map で、航空写真にして見るとよくわかります。下のリンクをクリックしてください。
    前にも書きましたが、この地図の中央にある「がんこ高瀬川二条苑」は、旧角倉邸です。

    http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E6%9D%B1%E7%94%9F%E6%B4%B2%E7%94%BA+%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%93%E9%AB%98%E7%80%AC%E5%B7%9D%E4%BA%8C%E6%9D%A1%E8%8B%91&aq=3&sll=35.01274,135.770813&sspn=0.001362,0.002283&brcurrent=3,0x6001088d4c38a175:0xb2c6cbdf29755c70,0&ie=UTF8&hq=%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%93%E9%AB%98%E7%80%AC%E5%B7%9D%E4%BA%8C%E6%9D%A1%E8%8B%91&hnear=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%B8%AD%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E6%9D%B1%E7%94%9F%E6%B4%B2%E7%94%BA&ll=35.012633,135.770832&spn=0.001362,0.002283&t=h&z=19

    そして、みそそぎ川は鴨川の(少し高くなっている)河川敷をゆっくりと流れて、五条あたりで鴨川に戻ります。

    さすがに「鴨川」。この日は鴨が特にたくさんいました。写真の左上に、ユリカモメの姿も見えます。

    misosogi3.jpg

    先に書いたとおり、鴨川の床とみそそぎ川は切っても切れないのですが、これは大正時代以降の風景(床の原型は室町時代からあったらしい)。
    このころ河川改修が行われて鴨川の中洲が取り除かれ、流れが速くなったために床が禁止となりました。そりゃあかん、と、飲食店の人たちが府に陳情した結果みそそぎ川が開削され、現在のような姿になったということです。

    さすが京都だと思いますね。いろんな意味で、町衆というか市民の意識が昔から高い。しかも「もの申す」だけではなく、みそそぎ会のように自分たちもその一端を担う姿勢というのは、高く評価されていいと思います。

    いやあ、京都の川ってほんとにオモシロイ、というか、興味深いですね。

    ついでながら、鴨川の遊歩道、御池~三条間の整備工事が終了したそうです。
    5月ごろには芝生も生えそろうそうなので、ぜひ、歩いてみてください。

    http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110223000109
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