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2011-06-29

遣唐使船のスケールを実感しながら学べるテーマ館

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昨年、平城京遷都1300年を迎えた奈良。年末まで行われていた記念イベントでメイン会場となった平城宮跡に建てられ、会期終了後に閉館していた平城京歴史館が、この度リニューアルオープンしました。
同館を訪れてまず目に入るのが実物大の遣唐使船。朱色と白、そして青空のコントラストが美しく、その独特の形もあって、とても存在感があります。
館内に入って受付を済ませたら、まずはタイムトンネルをくぐって古代へ。くぐり抜けたところに現れるスクリーンでは、飛鳥時代~奈良時代に生きた貴族・粟田真人(あわたのまひと)と、渡来人で止利仏師(とりぶっし)の祖父といわれる司馬達等(しばたっと)が、せんとくんと一緒に当時の様子について紹介するアニメーションが上映されています。
順路に続いて次に現れるのが、平城京の暮らしと文化についてモニターで紹介する展示で、山上憶良行基などが案内役となって、生き生きとした当時の市井の様子を伝えてくれます。
また、3面ワイドスクリーンと最新の音響システムを備えるシアターでは、航海の技術も未熟で、海を渡るのは命懸けだった遣唐使船の過酷な航海の様子と遣唐使や留学生(るがくせい)・留学僧たちの奮闘ぶりを、迫力の映像と音で上映しています。
そしてもう一つ、迫力の大画面で平城京の時代をバーチャルリアリティーで体感できるのが「平城京VRシアター」。ここでは、3次元コンピュータグラフィックを駆使して平城京が描き出され、粟田真人を案内役に、都づくりから都市が発展していく姿を、約12分にわたって紹介しています。
館内展示スペースと実物大遣唐使船はつながっていて、順路に沿って進むと船の甲板に降り立つことができます。ここからは復元された第一次大極殿を望む見晴らしの良さが楽しめます。いっぽうで、大きな船とはいえ150人も乗ったということを考えると、当時の苦労が忍ばれます。
見学を通して感じたのは、海外からさまざまな技術や文化を学ぼうとした古代の人々の志の高さ。国の発展のために努力を惜しまなかった人々がいたからこそ、今の日本があることを思わずにいられません。
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来館者を出迎えてくれるせんとくん



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